【エクアドル料理の紹介】コスタ地方の定番料理 エンセボジャード

今回は、エクアドル料理について紹介します。

私が赴任していた山岳地域、いわゆるシエラでは、海の幸を食べることが難しいです。(理由としては、海岸地域からの物流が盛んではない、冷凍保存の技術が発展していないなど。)

そんな苦しんでいる日本人の助けてくれるのが、コスタ料理であるエンセボジャード(スペイン語:Encebollado)。タロイモ、トマト、たまねぎ、パクチーが入ってる魚介スープ。私は、魚が食べたいなと思たときに、レストランへこのスープを食べに行きます。魚の出汁が効いていてとても美味しいです。(コスタだけではなく、シエラやオリエンテ(アマゾン)地域のレストランでも食べることができます。)

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現地人は、エンセボジャードを飲んだ翌日に食べる習慣があります。要は、日本で言えば、二日酔いの時のラーメンみたいな感じ。スープの上にレモンを絞り、とAji(ピリ辛ソース)を掛けて食べるのが定番のスタイル。これまでアボガドやチフレ(ポテトチップスのようなもの)添えて、食べている人も見かけたことがあります。国民食みたいな感じなのか?ただし、魚臭いのがたまにキズで、協力隊員の中には苦手な人もいます。


写真は、エンセボジャードの缶詰。大型スーパーなどで販売されています。値段は約USD2/缶。以前、現地同僚にご馳走してもらって、今回の一時帰国前に購入しました。再赴任した時には、行きつけのレストランでエンセボジャードを食べたいと思っています。

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みなさんもエクアドルへ訪れる機会があったら是非食べてみてください。